学校日記 はまだっ子の様子

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2025/03/14

6年 中学校進学に向けて

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
3限目に卒業証書を受け取る場面の練習をした6年生。
4限目もそのまま残って、ある人のお話を聞くことに。
お話をしてくれるのは、港中学校の校長先生です。
“学びの一体化”の取組の一つとして、入学を間近に控えた子どもたちの不安を小さく、期待を大きくするために話をしに来てくれたのです。
話してくれたことは、「港中学校の行事、部活動」と「中学校で学ぶこと」の2本立て。
前半は、中学校がとても大事にしている行事のこと。
1年の自然教室、2年の職場体験、3年の修学旅行、そして、体育祭と文化祭のことを、実際の生徒の活動の様子をスクリーンに映して見せながら、その目的と内容、大事なことと一緒に詳しく話してくれました。
続く、部活動のことでは、港中にある部活のことだけでなく、“任意加入制”のことや、郊外で活動する“拠点型活動”についても話してくれました。
後半は、中学校で何を学ぶかということ。
それは“コミュニケーション力”。
社会にはいろんな個性を持つ人がいて、社会でよりよく暮らすには、ざまざまな人とうまく付き合う必要があります。
そのためには、人と良い関係を作ることができる能力である“コミュニケーション力”を高めることがとても大事なのです。
そこで、港中が大事にしている伝統が“あいさつ”と“そうじ”。
あいさつは、コミュニケーションの基本であり、掃除は、協力、分担することの大切さを学ぶ場でもあるとの考えからです。
そして最後に、校長先生から子どもたちへのメッセージ。
それは
「『目の前にあることを一生懸命やり続ける力』を伸ばしてほしい」
と、いうことでした。
やるべきこと、しなければならないこと、そんな目の前のことに懸命に取り組む経験を積むことで、夢や目標に向けて頑張る力や努力する力が身に付くから、と言っていました。
質問タイムでは、部活動のことや放課後のことなど、この時間に話してくれたことに関わって、気になることを何人もが尋ねていましたが、その一つ一つに丁寧に答えてくれました。
スクリーンに映されるスライドをジーっと見ながら校長先生の話に耳を傾けていた6年生。
約20日後に中学校生活をスタートさせるこの子どもたちにとって、中学生になるという自覚を高めるとともに、中学校生活への期待が膨らむお話だったのではないでしょうか。
お忙しい中来てくださり、ありがとうございました。

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