3年生は国語で、司会の進行に沿ってグループで話し合う学習をしています。
4~5人からなる生活班の中で交代で班長を務め、決められたテーマに沿って話し合うのです。
この時間はは
「教室や廊下で走っている人がいないようにするためには、どうしたらよいか」
という、子どもたちにぴったりのテーマで話し合っていました。
司会が、これから何について話し合うのかを班のみんなに伝えたら話し合いスタート。
子どもたちは、自分たちの学校での様子やこれまでの経験をもとに自分の意見を持ち、手を挙げてそれを述べていきます。
意見が出ないときは、司会が順番に指名することも。
様々な意見を出すだけでは話し合いになりませんから、質問を求めたり、出された意見をさらに深めたりすることも必要です。
話し合いが進んだら、話し合ったことをまとめたり、決まったことを整理したりすることも司会の重要な役割です。
配られた用紙に何やら書きこんでいるのは、記録係のよう。
出された意見をきちんと記録しておくのも、後から振り返るために大事なことですね。
普段は、意見を言ったり、尋ねたりすることがほとんど子どもたち。この学習を通して、みんなの意見を聞きながら話し合いを進める“司会”の大切さを感じるとともに、これからの話し合いをより実のあるものにしていけるといいですね。