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2024/12/02

持久走記録会③ 2年生

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
4時間目、今日のトリを務めるのは2年生。
天気に恵まれず、体育での取り組みが十分にできなかったようですが、もちろんやる気は十分です。
「木曜日の自分を超えましょう」
と、教師に発破をかけられると、大きな声で
「はい!」
と、応えていました。
そして、体育館で体育の授業をしている3年生がびっくりするほどの大きな声で掛け声をかけながら準備体操をして、各クラスのスタート位置へと歩いて行きました。


2部制で走る2年生は、赤帽子の子どもたちから。
「では、練習で1周走りましょう。まだ本番じゃないよ」
教師の声で、いつものようにウォーミングアップとして1周ジョギングするはずが、おうちの人もたくさん観覧に来てくれた本番だからか、結構な速さで走り出した子どもたちに
「速すぎない?」
「練習だよ」
と、計測する子どもたちから声が上がっていました。
再びスタートラインに並んだ子どもたちが深呼吸をして息を整えたところでスタートの合図。
今年で2回目の記録会を迎えた2年生。
1年生ほどではありませんが、先頭集団はかなりのスピードで駆け出していきました。
1分、2分…
走るのが得意な子は、前を走る子を追い越してビューンと駆け抜けていきます。
前を向いて腕を振って、ペースを守って同じ速さで走り続けようとする子。
ペース配分を誤ったのか、歩いてしまう子がチラホラ。
でも、すぐに再び走り出して。
ペース配分や周回数の目標はそれぞれ違っても、全力を出し切ることと、昨日までの自分を超えることはみんなが持つ同じ目標です。


記録をとっている子はペアの子だけでなく、目の前を通り過ぎる子にも声援を送り、走っている子の中にも走りながら声をかける子がいて、みんなで励まし合い、支え合って新記録をめざそうという雰囲気が感じられました。


2年生の中にも、おうちの人を見つけて手を振る子が。
それまでの表情から変わり、ニコッと笑って手を振る姿に、おうちの人の応援がとても励みになり、それを自分のパワーに変えて走っているように思えました。
さあ、残り時間が少なくなってきました。
最後までがんばれ!
力を出し切れ!
「5.4,3,2,1」
みんなのカウントダウンに続いて
「ビーーーー」
と終了のブザー。
クールダウンのためにそのまま1周歩いてから、自分のクラスのもとに帰りました。
ペアの子から探検バッグを受け取ってこの時間の結果を確かめる子どもたち。
「やった!」
「新記録出たよ!」
「えっ、ほんと?新記録だ!」
「1回目より遅くなってったんだけどね、今日は超えたよ」
木曜日までの自分を超える記録を出せたことを喜ぶ声があちらこちらから聞こえました。
残念ながら木曜日の記録を下回ってしまった子もいたようですが、友だちとおうちの人に見守られて全力を出し切った子どもたちの表情は清々しく、のどを潤すお茶の味も格別だったことでしょう。

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