学校のリーダーである6年生は、委員会活動や行事などなど、学級の枠を超えて“学年”で動くことが多々あります。
子どもたちにも「6年□組のわたし」という気持ちと同じくらい、家それ以上に「6年、最高学年の一員」という意識を強く持ってほしいと願っています。
そんな6年生が体育館に集まって「学年集会」を開いていました。
私が訪れたときは、両クラスの担任が子どもたちの前に出て、自分の好きなものや子どもたちへの願いを話しているところでした。
その時の子どもたち姿は、というと…
顔も体も話す教師の方を向き、視線はもちろん話し手の目へ。楽な姿勢ではあるものの、決して崩れはしません。教師の話に対して「わかります」「うんうん」「そうなんだ」…という思いを伝えるかのように多くの子がうなずいていました。時には笑ったりと、話に素直に反応する姿があるのです。
また、音を立てることなく、静かに聞くことに集中しているので、教室で話す程度の声の大きさで教師が話していても、端の子にも後ろの子にもしっかり声が届いていきます。
こんな子どもたち相手なら、教師も安心して落ち着いて話せたにちがいありません。
体育館で垣間見た6年生の姿は、まさに「はまだっ子のかがみ」と呼ぶに相応しいもの。
6年生に対する期待がまた膨らみました。