中央緑地公園を後にして三滝公園へ移動。
そこでは、2,4,5年生の“お弁当タイム”真っ最中。
広場で、モニュメントのそばで、レジャーシートを広げて、おうちの人が用意してくれたお弁当をほおばっていました。
「おいしい?」と、声をかけると、
「うん、めっちゃおいしい」
「見て、唐揚げ。おいしいよ」
「好きなものばっかり入れてもらった」
「私も一緒に作ったん」
「うまかったで、早く食べてしまった」
広い空の下、屋外で食べると、よりおいしいですよね。
広場には水たまりが残っていて、遊べる範囲が狭まっていましたが、子どもたちのこんな声を聞いて、
「今日、遠足を実施してよかった」
と、安堵しました。
昼食とおやつの終わったグループから、再び遊び開始。
帰りの時刻までまだまだ遊びます。
様々なストレッチの器具が並ぶエリアでは、説明とは違う使い方のような気もしましたが、ぶらぶらしたりバランスをとったりしている子が。
「アームストレッチャー」という、滑車にかけられたロープの両端を両手持って交互に引く器具では、一方を一人の子どもがしっかり持って、もう一方を別の子どもたちが引っ張って、反対側の子どもをグイーンと持ち上げて遊んでいました。
上がったときに自分の体重を支え切れずに手を放してしまい、しりもちをつく子もいましたが、体が宙に浮くような動きで、スリルと楽しさを味わえるようでした。
大きな水たまりのそばに何人かいたので、何をしているのかなと近寄っていくと
「アメンボいた!」
と、しゃがんでいた子が叫び、別の子が
「見て!捕った、捕った。アメンボ捕まえたで!」
と言いながら走ってきました。
遊ぶ場所を奪ったように思えた水たまりも、この子どもたちにとっては絶好の遊び場になったようです。
複合遊具にもたくさんの子が集まって遊んでいます。
鎖の橋を揺らす子。それが怖くて「やめてよー」と訴える子。
滑り台をビューと滑り降りる子。
あれ?!
ジャングルジムの中の子は困っているのかな?
「出られなくなっちゃいました」
橋を渡り終え、ジャングルジムをつたって地面まで下りたものの、ちょっと狭くて出られなくなってしまったようです。
「ちょっと上がって…、足を出して、ここに座るようにして…、こうやって…」
アドバイスを聞きながら体を動かすこと約1分。
無事、脱出に成功しました。よかった。
地面には水たまりや濡れているところが残っていましたが、たくさん遊んで、おいしいお弁当とおやつを食べて楽しんだ、素敵な遠足になったようです。