2日目最初の見学先は、“石庭”で有名な「龍安寺」。
バスを降りた子どもたちは、もみじのトンネルのような参道を歩き、勅使問をくぐって方丈の中へと入っていきました。
石庭を鑑賞する前に小さなレプリカで庭全体の様子と石が15個配されていることを見てから庭の方へと歩いて行くと、縁側の左手に小学校のプールほどの広さの石庭が広がっていました。
白い砂には波紋のような模様が描かれ、そこに大小さまざまな形の石が置かれています。
子どもたちは、縁側に座って、また、立ってしばし鑑賞、と行きたかったところですが、観光客が多くて、ゆっくり静けさに浸る余裕はありません。
さらに、15個の石を同時に見るのはとても難しいと言われたので、子どもたちは見られる場所を探すのに気持ちが向いてしまっています。
縁側を行ったり来たりしながら石を数え、15個全てを確認したときは、うれしそうな満足そうな表情をしていました。
石庭を鑑賞した子どもたちはそのまま縁側を進み、“つくばい”などを見てから外に出て、「鏡容池」の周りの木々に覆われた道を散策してバスへと戻りました。