教室のロッカーの上に積み上げられた、ノートやワークシートなどなど。
これらは、子どもたちが入学したときからの学習の成果物で、教師が預かっておいたものです。
教師が一つずつ、これから返すものを伝え、配る子に渡していきます。
手元に自分のものが届けられると、子どもたちは懐かしそうにそれを眺め、その時々の場面を思い出しているようでした。
年度はじめから使っていた国語のノートが配られると、
「わぁー、懐かしい」
「これ、覚えてるよ」
「変な字書いてる」
「なんだか下手だな」
と、自分の書いた字を見て笑っていました。
確かに、今書いている字と比べるとずいぶん違います。
これも、1年間の成長の証ですね。
これらは、机の手南蛮歩ともある大きな手提げ袋に入れて持ち帰ります。