6月に植えたサツマイモの苗。
1学期は毎朝、アサガオに水をあげた後にみんなで水をあげて育ててきました。
アサガオの花と違って、サツマイモは土の中。
未だ、サツマイモがどんなふうになっているのかわかりません。
きっと子どもたちも、土を掘り返してサツマイモを見ることを楽しみにしていたことでしょう。
そんなお楽しみの時間が、いよいよやってきました。
子どもたちは、手袋をはめた手で移植ごてを握ってサツマイモ堀を開始!
畝の両脇にしゃがんで掘っていくと
「見えた!」
と、すぐに歓声が上がりました。
まだ見つけられないでいる子には、蔓が地面から出ているところを狙うといいよ、とアドバイス。
やがて、あちらこちらから
「あったよ!」
「これだ!」
と、発見を喜ぶ声が聞こえました。
サツマイモが顔をのぞかせたとしても、大きければ大きいほど、掘り出すのは大変。
力いっぱい抜こうとしても無理。
右に左にと揺すってみてもまだ無理。
手が滑って尻もちをついちゃった子もいました。
無理やり曲げたら折れてしまいそう。
スコップを突き刺したら、せっかくのサツマイモが割れてしまうかも。
子どもたちは、移植ごてで少しずつホジホジして、また、両手で擦るようにしてサツマイモの周りの土をどけていきました。
「とれたーーーー!!」
「わはは、3つもついてる!」
「見て、見てえーーー!」
「私のおいも、こんなの」
サツマイモを手にした子は笑顔満面、大喜び。
とても大事そうにサツマイモを抱え、教師や友達に見せていました。
掘り終えた子は、長い蔓を見つけて友だちと長さ比べをしたりなわとびをしたりして楽しんでいました。