学校日記 はまだっ子の様子

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2024/07/16

きょうだい班で楽しみました ゲーム集会

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
5,6年の運営委員が中心となって企画し、準備を進めてきた“ゲーム集会”が開かれました。
準備と運営に携わったのは、運営委員とサポートスタッフの24人。
2人で1つのゲームを担当し、全部で12のゲームを用意しました。
1限目が終わると下の学年の教室にきょうだい班で集まり、遠足のときと同じ友達が集まっていますが、改めてご挨拶。

少し経つと、運営委員長の声が放送から流れてきました。
「待ちに待ったゲーム集会ですね!
 この日のために、みんなで頑張って準備をしてきました。
 どのゲームもわくわくドキドキできるものばかりなので、
 班のみんなと仲良く楽しんでください」
と、あいさつし、終了時刻と階段の一方通行の約束事を伝え、さらに水筒を持っていくよう働きかけていました。
開会セレモニーが終わると子どもたちは、予め決められた最初のゲーム会場へと散っていきました。

ゲームの様子を見て回ると、どの会場もこの日に向けてよく考えて準備を進めてきたことがうかがえました。
ゲームをする場や道具はもちろんですが、順番を待つ班のことやルール説明の子ともよく考えられていました。
ゲームの内容に合わせて、廊下にいすを並べるところもあれば、ゲームをしている様子が見えないように後ろ向きに並べるところもありました。
ルールは、タブレットで作成したものを大きく拡大して掲示し、見本の用具でより分かりやすくしているところもありました。
また、進行も臨機応変に対応。
待たせる時間が少しでも短くなるように、ゲームが公平に行われるように、そして何より参加する人が楽しめるように、2人で協力して運営していました。
運営スタッフの子どもたちは、人をお世話する楽しさを味わい、や感謝されることに喜びを感じたのではないでしょうか。
人の喜びを自分の喜びと感じ、人のために尽くすことをいとわない心が育ったとしたら、これほどうれしいことはありません。

ゲームをして回るきょうだい班にも、気配り、心配りがいっぱい感じられました。
6年生は常に“1年生ファースト”。
ルールを補足して説明したり、次のゲームの希望を聞いたり。
ゲームが上手くいったら一緒に喜び、思うような結果がでなかったら励まし。
会場を出るときは、水筒をまとめて持って。
“楽しく、みんなが気持ちよく”ということを最優先に考えて行動していることがその様子から伝わってきました。
他の学年も同様。
上の子が下の子の思いを尊重、かと言って言いなりではなく、みんなで相談して順番や次のゲームを決め、班のみんなで取り組むゲームでは、学年の上下なんて関係なく、一人ひとりが全力で参加していました。
会の始めに委員長が言ったとおり、ゲームへの期待と楽しさにわくわくし、取り組んでいるときの緊張感と知らされる結果にドキドキしながら、笑顔いっぱいで過ごしていました。
もちろん、うまくいかなければ悔しがることはありますが、それはゲームに真剣に取り組んでいる証です。

全ての班が、12のゲーム全てを回れたかどうかはわかりませんが、全てのはまだっ子が、このゲーム集会を堪能し、楽しめたのは疑いのないことと思います。
運営スタッフの皆さん、ご苦労様。

それでは、工夫を凝らした、楽しい12のゲームを紹介します。
◇狙って倒せ!的当てゲーム
高学年は、段ボールにあけられた的を、低学年は、立てられた丸い的をボールを投げて狙います。

◇さわってものあて Touch & guess
箱の横に開いた穴から手を入れて、中に入っているものを当てるゲームです。

◇ねらいを定めろ スーパーボウリング
ボールを転がして、ペットボトルのピンを倒すゲームです。

◇宝探し
教室の中を冒険して、いろんなところに隠されているお宝を探し出すゲーム。
2チーム対抗戦。

◇なぞなぞすごろく
出されたなぞなぞを解いては、サイコロを一振り。
スタッフが持つ20枚の問題カードが早くなくなったら勝ち。
大きな目を出すほど、問題数が少なくなります。

◇なるべく高く積み上げろ
2チーム対抗。
班のみんなが力を合わせて、立方体の積み木をできるだけ高く積み上げるゲームです。

◇以心伝心 心を合わせてそろえよう
スタッフから出されたお題を聞いて、一人ひとりが「これだ」と思うものをシートに書きます。
同じものを書いた人数の多いチームが勝ち。

◇紙コップを立てろ
紙コップを逆さまして、一部が机の端からはみ出るように立てます。
はみ出た部分を指ではじいて跳び上がったカップが立ったら成功。

◇楽しく競争 ボールレース
班のみんなが、半分に切ったペットボトルを持って輪になります。
ボールをペットボトルから次の人のペットボトルへと順に渡していくゲーム。

◇輪投げハンター 動物を捕まえろ
様々な動物の顔が描かれた的は、動物によってポイントが異なります。
1班で投げる輪は10個。たくさんポイントを得るのはどっちだ。

◇めざせ先生マスター
黒板には、先生に関わる3択問題が4問。
3問以上の政界でスタンプ2個ゲット。なかなかの難問ですぞ。

◇ゴールに決めろ フリースロー
上の学年の子は、バスケットゴールめがけて、下の学年の子は、低いところにある大きな口のゴールめがけて、シュート。
制限時間1分で、何点決められるか。

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