物語文「モチモチの木」を学習している子のクラスは、降りかかる出来事やそのときの豆太の言動を手掛かりにして豆太の勇気の大きさを“勇気曲線”に表したりしながら豆太の性格を読み取ってきました。
この時間は、みんなで読み取り考えてきたもとにして、一人ひとりが単元の学習をまとめる時間です。
課題は
「豆太の性格を想像して、変化が分かるように文章にしよう」
です。
まず、場面ごとに大まかに“勇気曲線”を黒板にかき、じさまが腹痛で苦しんだ時に勇気があるところを見せたのに、また、夜、しょんべんにじさまを起こすようになってしまった豆太の勇気はどうなったのか考えました。
勇気がなくなった
勇気を隠している
勇気を出さないだけ
そして、一人ひとりが読み取った豆太の性格を、豆太への手紙の形で文章に表し、その終わりには、自分が考える“本当の勇気”を豆太に教えていました。
子どもたちは、自分の読み、友だちとの交流を通して、豆太の性格をどのようにとらえたのでしょうか。
“本当の勇気”とは、どんなことだと考えるようになったのでしょうか。