6年生の算数は、2つの教室に分かれての“少人数授業”で進められています。
今は、分数のかけ算を学習していて、この時間は、「分数×分数」の計算の仕方に入っていました。
一方の教室は、塗ったペンキの面積を表す「面積図」を描いて、教師と一緒に考えていました。
正方形を縦に5つに切った内の4つ分が、1dLのペンキで塗れる面積。次は、横に3つに切って、3分の2Lで塗れる面積を示します。
答えが図に表されたところで考えましょう。
もう1つの教室では、子どもが前に出て、計算の方法をみんなに説明していました。
黒板に式と計算方法をチョークで書き示しながら説明するその口調は、まるで“先生”、“講師”。
みんなに
「~なりますよね」
「ここまでわかりますか」
など問いかけて確かめながら話していました。
聞いている子どもたちは、その話し方に「クスッ」と笑うこともありましたが、「ウンウン」と言ったりうなずいたりしながら、説明をよく聞いて理解しようとしていました。
分数と分数をかける計算の仕方が理解できたかな?