卒業までにはまだまだ時間があるように思いますが、コロナ禍で何が起こるかわかりません。前日の５年生による卒業式準備もどこまでできるかわかりません。卒業前の奉仕作業も学校が閉鎖になればできなくなってしまいます。やれるときにやりたい、また、先生方とお別れの会（感謝の集い）を行うまでに、もっといろいろな先生方とかかわりを持って卒業をしたい、以前の担任の先生に自分たちの成長を見て欲しい、いろいろな願いを持ちながら、今年は２回奉仕作業の日を持つことにしました。
今までボルトが硬くしめられていて、満タンに溜まっている砂をとることができなかった児童玄関前の溝も、貯留菅工事の業者さんの好意で、ボルトを緩めてもらえたので、作業をすることができました。私もそこが作業としては一番大変だろうという事で、一緒に溝掃除をさせてもらいました。時間が来て、引き上げていくときに、６年生の子どもたちが「校長先生、ごめんなさい。」「あとはよろしくお願いします。」「いっしょにしてくれてありがとう。」と言葉をかけてくれました。他の作業から戻ってくる子も「先生、ありがとう。」「来週もよろしくお願いします。」と声をかけてくれました。腰は悲鳴をあげていましたが、こんな心地よい痛みはないなあと思っています。