3年生になって、書写の時間に習字セットを使った「毛筆」が始まりました。
筆に墨をつけて線を引いたりらせんを描いたりして筆の扱いに慣れる活動から始まり、最初の書いた文字は「一」。
それから学習は進み、この時間は「下」を練習していました。
教師が黒板に書いた字や配られた手本を見て、始筆、筆の向き、止めなどを確かめたら、教師と一緒に一つずつ確かめながら書いていきます。
肘を上げて筆を持ち、縦にまっすぐになるようにしたら、指2本を添える。
では、1画目の横画を書きます。
三角になるように、トンと筆を半紙に置いたら、グーっと右に引いて、最後もグンと押さえます。
書けたら確かめ。
書き始めの下の方に参画のこぶができているかな?
それから…
子どもたちから
「うまい、うまい」
「できてるよ」
などと、自画自賛の声がたくさん上がりました。
大事なことをしっかり意識して書いた証です。
次は縦画を書きます。
書いたらまた確かめ。
押さえや止めは?
長さはどうかな?
手本の字と自分の書いた字を、手で測って比べます。
手本よりもちょっと大きいのは元気のある文字だから、それはいいそうです。
書き上げた文字だけでなく、書いているときの姿勢もビシッと決まった子どもたち。
「書写」は、「書き写す」練習です。
手本をよく見て、正しく美しい文字が書けるよう、練習を重ねましょう。