６年生の図工科はデッサン。

描いているものは春の花。

画材は“コンテ”。

クレヨンのような炭のような、四角い棒の形をしたあれです。

子どもたちは今日まで、花瓶に生けられた花をジーーーーーっと見つめ、指先を茶色に染めて丁寧に描いてきましたが、ほぼ、作品が仕上がったようで、この時間は、互いの作品を見て評価しあう「鑑賞会」をしていました。

作品につける名札に書かれた、「工夫したところ」を読むと、

「花の色が“白”とわかるように工夫した」

「濃いところと薄いところをつくった」

「花をドーンと真ん中に描くようにした」

など、描き方や構図を工夫して描いたことがうかがえました。

全員廊下に出たうえで、数人ずつ鑑賞カードを持って教室に入り、あらかじめ見て「これは」と思った作品をじっくり見て、素敵だなと思ったところや素敵なところをカードに書き込んでいました。

私も見て回りましたが、画材のコンテの特徴を生かして、濃淡や影をうまく表現した作品がたくさんありました。

なかなかの力作、芸術作品ぞろいでした。