4年生が図工で作っていた“コロコロガーレ”ができあがってきました。
3階建てのタワーの屋上からビー玉を、紙で設えられたコースを通しながら穴まで導き、そこから下のフロアへと落とし、1階のゴールを目指す遊び道具です。
最後の仕上げに入った子もいれば、すでに完成した子もいます。
完成した子は、作品カードを貼って、さっそくお試し。
タワーの柱を両手で持ってあっちに傾けたりこっちに傾けたりしてビー玉を誘導していました。
タワーだけでなく、自分の体も傾ける子や、その場に座り込んで格闘する子もいました。
友達の作品も気になります。
「〇〇さん、させてもらってもいい?」
「◇◇さん、ぼくのと交換して」
友達の作った難コースにチャレンジしていました。
私も頼んで遊ばせてもらうと、これがなかなか難しい。
道が広くて簡単に穴の近くまで行ったと思うと、広いが故に穴に入れるのに手間取り、ゴールの手前まで来たら通路の床になみなみのシートが貼られているので、ビー玉が思うように進みません。
難しいからこそ挑戦のしがいがあり、そこを抜けたときの喜びがある。
だからと言って、難しすぎてはやる気が失せる。
みんなそれぞれに、アイデアと工夫がいっぱいで、難しいコース、ハードルを克服する楽しさと達成感を味わえるゲームに仕上がっていました。