社会科で、日本の工業生産について学習している5年生は、これから自動車工場について調べていきます。
そこで、教師から子どもたちに出された課題が
「1日、約2,000台生産できる秘密を探れ」
というもの。
教科書で取り上げられているのは鈴鹿市にある自動車工場で、そこには、プレス工場、溶接工場、塗装工場、エンジン工場、そして組み立て工場があり、1日に2,000台も完成車を生産しています。
そこには、この自動車会社や工場の工夫や努力、生産のしくみがあるはずなので、それを子どもたちの力で調べて資料にまとめ、秘密を見つけようというのです。
調べる情報源は、教科書とインターネット。
教科書の二次元コードをタブレットで読み取ると、この自動車会社のホームページも見ることができます。
子どもたちは、まずは教科書を読んで「2交代制」「関連工場」「ジャスト・イン・タイム」などのキーワードを見つけては資料を通してその意味やそこにある工夫、よさを調べて班の友だちと共有していました。
調べたことをプレゼンテーションソフトを使って資料に整理し、課題に対するかくんの答えをまとめます。