5年生は算数で“形も大きさも同じ図形”すなわち、合同な図形について学習しています。
三角形や四角形の合同の条件を学んだら、次は、合同な三角形や示された条件に合う三角形を描きます。
問題:2つの辺の長さが4cm、7cmで、その間の角の大きさが60度の三角形
子どもたちは、三角形を描く3つの方法からこの問題文に相応しいものを選びます。
ほぼ、全員一致で「コンパス分度器方式」に決定。
では、描き始めましょう。
と、ここで問題が…。
何からどう描けばよいかわからないのです。
なぜなら、これまでの学習では、先に1つの辺が描かれていて、それをもとにして残り2本の辺を描いたのですが、この問題は、子どもたちの力だけで“0”から描かなければならないのです。
「まず、角度の印をつけて…」
「1本、直線を引いてから…」
「でも、どれが下の辺か分からないよ」
いろいろ考えを出し合って、まず何からどのように描くか議論が始まりました。
果たして、手順よく正確に、問題に示された三角形を描くことができたのでしょうか。