「コロコロガーレ」の建設を終えた４年生が、次に図工でとりくんでいたのは「立ち上がれ！ねん土」

板にした粘土やひもにした粘土の形を生かして、“立ち上がる”ものを作ります。

ホテル、タワー、動物…

粘土を上へ上へと積み上げて、上へ上へと伸ばして作品作り。

“東京スカイツリー”を作る子。

スカイツリーの形そのままだと不安定で立たないので、土台の部分を二股にするなど工夫して何とか立ち上がらせようとしますが、バランスが取れずなかなか立ちません。

脚の開き具合を変えてみたり、グッと粘土板に押し付けてみたりと、試行錯誤を重ねますが、倒れてしまいます。

これ以上の妙案が浮かばないこの子は、振り上げたこぶしをツリーに向かって降ろしました。

スカイツリーを破壊したのです。

気分一新、計画を変更して、別の作品を作るために粘土を丸め始めました。

どのように立たせると面白いかな？

板やひもにした粘土をどんなふうに組み合わせようかな？

形を生かしながら作品を作り、粘土を立ち上がらせよう。