学校日記 はまだっ子の様子

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2022/05/18

2年 お気に入りの苗を買って

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
校舎から運動場へ抜ける通路に、“臨時特設野菜苗出張販売所”がオープンしました。この販売所を開いてくれたのは、市内にもお店を構える、種苗と農業の専門チェーン店です。
店に並んだ野菜の苗は、
ピーマン、おくら、きゅうり、なす、トマト、ミニトマト、ししとう
の、7種類。
予め種類と値段を知らされていた子どもたちは、自分の育てる野菜を決めて、苗を買うお金をおうちの人にもらってここにいます。
1列に並んだ子どもたちは、自分の番になると財布や袋からお金を出して苗を注文。頼んだ苗を渡されると、大事そうに抱えて自分の鉢のところに持っていきました。
次は、植え付け。
土の入った鉢に苗の根を覆うポットよりも一回り大きい穴をあけ、そこに、ポットを外した苗をそーっと入れて土をかぶせます。
最後にたっぷりお水をあげて。
「いっぱいあげよ」と言いながら立ち上がって水をかけている子に
「高いところからやると土がとぶよ」と、たしなめる子。
「元気に育つように水やろ。そや、おまじない、しよ」と、「大きくなあれ、大きくなあれ」とつぶやきながら水をかける子。
苗を植え、水をやる子どもたちからは、「元気に育ってね」「大きくなってね」「いっぱい実をつけてね」「がんばって世話するからね」などなど、自分の野菜をだいじに思う気持ちと、これからの成長への期待が感じ取れました。
子どもたちは、野菜を育てることを通して、命のつながりや食のことなど、様々なことを学ぶことでしょう。
大人のサポートがあるとはいえ、子どもが育てるのですから、うまく育たないことがあるかもしれませんが、子どもたちがいっぱい考えて、毎日しっかり世話をするという過程があるので、その失敗は、きっと、いえ、絶対、成長につながります。
でもでも、やっぱりたくさんの野菜が採れるといいね。

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