2年生の図工の時間。
粘土をこねこねして作っていたのは「立つもの」。
子どもたちの机を見て回ると、動物、恐竜といった生き物や建物を思い思いに作っていました。
完成が近づいたのか、出来具合を確かめるように「これ、何に見える」と、粘土板ごと作品を持ち、後ろの子に見せて尋ねる子。
「先生、できました」と、力作を教師にアピールする子。
「わぁ、すごいね」「かっこいいね」なんて言いながら、友達の作品を見て回る子。
「すごいね」と、言われていた作品のひとつが、粘土のひもが縦横無尽に絡み合い、全体がかごを伏せたような形になった作品。
なんと、ジェットコースターでした。
上って下って、左右にくねくね。そして、またいでくぐって。
こんなジェットコースターに乗ったら、私はおそらく失神します。
粘土をちぎったり丸めたり伸ばしたりしたものから“立つもの”をつくる、楽しい創作活動でした。