1月10日（火）、3学期始業式をZOOMで行いました。校長から次のような話をしました。

　長い冬休みでした。全部で１７日ありました。楽しいこと、うれしいことがたくさんあったと思います。
　ところで、お家の人に感謝の気持ちを伝えましたか？お家の人は、みなさんのことを思っていろいろなことをしてくれています。長いお休みでしたから、そんなお家の人の姿を見たのではないでしょうか。チャンスはたくさんありましたよね。お年玉をもらったときだけ「ありがとう」と言うのではありません。
　逆に、お家の人から「ありがとう」と言われた人もいるでしょう。大掃除や正月の準備など、お手伝いのチャンスがたくさんありました。何もしていなくても「ありがとう」と言われることがあります。例えば、久しぶりに会ったおじいちゃんやおばあちゃんは、「元気な顔を見せに来てくれてありがとう」とおっしゃったかもしれません。そう考えると、「ありがとう」と言うチャンスはもっとたくさんあるようです。
　さて、今日から３学期です。新たな気持ちでスタートしましょう。
　先生方も含めて、みなさんにお願いしたいことが１つあります。「ありがとう」「助かるよ」などの感謝の言葉、「すごいね」「やったね」といった賞賛の言葉をできるだけたくさんかけ合ってください。そういった言葉には、相手を勇気づける力があります。自分も優しい気持ちになるはずです。みなさんはぜひ、学校だけではなくお家でもそうしてください。「ありがとう」の他にも「おいしいね」とか「たのしいね」とか、いろいろ言えることがあると思います。
　先週、給食の調理員さんと話をしました。こんなことを言ってみえました。「羽津小学校の子どもたちはよく声をかけてくれます。そんなとき、仕事の疲れが一気に吹き飛びます」ということでした。嬉しく思いました。
　３学期は短いです。毎日を大切に過ごしてください。