4月6日(木)、体育館で1学期の始業式を行いました。子どもたちは、学年が一つ進みました。進級おめでとうございます。これから1年間、この学年で学ぶことをきちんと学び、身に付けてほしいと思います。
校長から次のような話をしました。
よく学ぶためには、聞くことがとても大切です。特に、「わかろうとして聞く」ということが大切です。
逆に、話を聞こうとしない人には、残念ながら、よい学びはないでしょう。
わかろうとして聞く。これにはコツがあります。まず、自分の聞くスイッチをオンにします。他のことはいったんストップします。そして、話している人に気持ちを集中します。自分の考えと「同じ」ところや「違う」ところを見付けながら聞ききます。「質問」を考えながら聞いてもいいでしょう。
教室の前に「ききかた」「はなしかた」のポイントが貼ってあります。教室に戻ったら「ききかた」の方をよく見てください。
聞くことは、人とよい関係をつくるためにも大切です。人と話をしているときに、相手の話をさえぎったり、聞き流したりすると、相手はどう思うでしょうか。きっと、自分は大切にされていないと思うでしょう。
お互いが、相手が話をしていることを真剣に聞くと、お互いの気持ちを理解することができます。思いに寄り添って聞くことができるとよいと思います。
学校生活がスタートします。学ぶためにも、友だちと仲良くすごすためにも、聞くことは大切だと思います。ぜひ、聞く力をつけてください。
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