明治や大正の頃の学校生活には給食はありませんでした。昔の昼食はどのようなものだったでしょうか。羽津小学校百年史から、当時の食事の様子がわかる部分を紹介します。
明治
先生は校長以下5、6名、全校生徒は200名内外で、ガラス窓の明るい教室で男女共学でした。当時は鞄はなく、学用品は風呂敷に包み、弁当は木刳りの漆塗りか、瀬戸焼きの丸型のものを網袋に入れて肩にかけて通学しました。
大正
昼食時間になれば、当番が小使室へ行き、大きな釜から、やかんに湯を汲み入れ、各自の教室へ持ち帰ってお弁当を食べます。先生もお弁当を持ってこられて、教室で私たちといっしょに食べられます。食後には、先生からいろいろなお話をしていただくのが楽しみでした。
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