12月23日（金）、2学期終業式を行いました。校長から次のような話をしました。

　おはようございます。2学期の終業式ですが、コロナ対策で今日もオンラインでやっています。
　私もこうして、家の中から話をしています。私がコロナにかかってしまったので、家族みんなも仕事や学校に行けなくなっています。みなさんの中にも、そうやってお家で過ごした人がいると思います。とてもさみしいです。でも、さっき一瞬ですけど、みなさんの姿や声が入ってきました。オンラインでも嬉しく感じました。
　さて、2学期は勉強で頑張ること、運動で頑張ることがいくつもありました。「こんなことを頑張ったな」、と思い出してみましょう。例えば、テストで100点を取れてうれしかった人もいるでしょう。陸上記録会に出場して、立派な成績をおさめた人もいましたね。どちらもとても立派なことです。でも、そんな人だけが立派なのではありません。頑張ったという経験と自信こそが大切だと、私は思います。
　100点ではなくても、目標を持って勉強をした人。間違えたところをもう一度やってみて、できるようになった人。かけ足記録会で、自分の記録を伸ばすことができた人。そんな人がいるはずです。みなさんには、これを頑張ったなと思えることが、きっとたくさんあります。ですから、自分が頑張ったことを自分でほめて、2学期を終えてください。
　私から見ると、どの学年の人も2学期に大いに成長していると思います。コロナ禍の中、いろいろと工夫して、授業や行事を行っていた先生方も頑張ってくれたと思います。ありがとうございました。
　明日からは冬休みです。家族で過ごす時間も多いと思いますので、機会を見て、日頃の感謝を伝えてみるとよいでしょう。そうすれば、家族みんなで、よい年が迎えられると思います。それでは、また新しい年に会いましょう。