2023/11/02 | 【150】羽津小学校の歴史6(昭和30年代) | | by 羽津小管理職 |
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戦災を免れた羽津小学校でしたが、昭和30年代には2つの大きな災害に見舞われます。羽津小学校百年史から整理します。
昭和34年9月25日 伊勢湾台風による被害
・製陶室倒壊
・講堂半壊(屋根がなくなり天井が落ちる)→昭和35年3月に修理が完了
・松やまきの木が根こそぎ倒れる
昭和37年2月14日 集団赤痢
・学校の記念行事で配られた餅により集団赤痢が発生(地区の患者数800人)
「3月12日に授業を開始しましたが、なお欠席児童が多く、15日になってやっと集団赤痢さわぎもおさまり正常な授業に戻りました。しかし、給食は一時中止されました。3月26日が卒業式でしたが赤痢のため長く休校していた関係で、月末まで補習授業が行われたということです。」
伊勢湾台風の被害は広域で、なかなか修理の順番が回ってこなかったため、講堂の修理が完了するまでに6か月程度の期間がかかっています。また集団赤痢では、患者は市内各地の病院だけでなく、羽津地区内の各町の集会所、そして羽津小学校にも収容されたということです。