１，２時間目は、たくさんのボランティアのみなさん（みえ減災支援ネット）にお世話になり、「災害時における炊き出し訓練」を行いました。

　炊き出しの方法を教えてもらった後、グループに分かれて炊き出し開始。ボランティアの方の説明を聞きながら、グループで協力して準備物をそろえたり、お米や水を量って土鍋に入れたり、火加減を見たりしました。炊けるのを待つ時間は、いつ起きてもおかしくない地震に備えるため、地震のこわさや、身を守る方法、緊急地震速報などについてお話やクイズをしてもらい、学習しました。

　炊きあがりの頃合いを見て、土鍋のふたを開けてみると・・・。どのグループもとっても美味しそうなご飯が炊きあがっていました。

　一人一人が紙皿にラップを敷いて、その上に炊きたてのご飯をのせ、おにぎりにしていただきました。「すごくおいしい！」ご飯のおいしさをダイレクトに味わうことができ、給食ではいつもご飯を減らしにくる子もたくさん食べていました。参観された保護者の方にも試食していただき、おこげまであっという間に完食。片付けも、グループで協力し合って素早くできました。

　災害時に周りの人と助け合い、協力することの大切さや、身の回りにあるもので工夫して食べ物を確保すること、災害における心構えなど、様々なことを体験を通して学ぶことができました。