3年生が、「はしペン」で下絵を描いた海の生き物に色を着けていました。チョークで。
といっても、チョークで直接色を着けるのではありません。
色を着けたいところの上に“網”をかざして、そこへチョークをこすりつけて粉を落とします。そして、落ちた粉を指でこすって広げていくのです。そうすることで、色の濃淡を着けたりぼかしたりすることができます。指を紙に押し付ける強さの加減でも変化を着けられます。
輪郭がぼやけるので、全体にフワッと柔らかい感じに仕上がります。
子どもたちは、網でチョークをコリコリ削っては指でこすったり広げたりを繰り返して作品作りに没頭していました。指がチョークで黄色や緑に染まることも気にせずに。
熱帯の海を泳ぐ熱帯魚よりも、ずっとずっときれいな魚たちが壁面を泳ぎ回ることでしょう。