6年生が、人権総合学習の授業公開をしました。
テーマは、部落差別解消推進法に罰則がないことに、
賛成か、反対か。
課題について、確認した後は、
それぞれの考え、立ち位置をマグネットで示しました。


そして、子どもたちが、自分たちで話し合いを進めていきました。


この法律が出されて、8年もたつのに、差別はなくならない。
罰則は必要ではないか。
罰則があっても、意識までは変えられない。
無意識でしてしまうこともあるのではないか。
無意識でも差別を受けた人は傷ついている。
それでも、今も、差別されている人がいる。
その人たちのことを考えたら、罰則はいるのではないか。
罰則を設けても、どう判断するのかが難しい。
子どもたちは、それぞれの考えを出し合い、考えを深めていきました。

授業が終わってからも、どうしたら人の意識を変えられるのか
ずっと考えている人もいました。
この課題を通して、この問題で何を大切にするのか
迫りました。
この子どもたちの真剣に考える姿を受け、
わたしたち大人もいっしょに考えていかなければなりません。