この日開催されたクラシックコンサートで、私は汗を流しました。急きょ歌の一節をソロでマイク
を通して歌うように言われたからです。ひょっとしたらお願いします、教頭先生と一緒に・・・と
事前の打ち合わせで言われていたのですが、どの場面で出たらいいのかもわかっていなく
て、結局ソロになってしまいました。一瞬にして、心臓はドキドキでした。でも、お姉さんにほめ
てもらって、自尊感情は大幅にアップしたひと時でした。
子どもたちの中に「校長先生、歌声きれいでしたよ。」と気を使ってか、言ってくれる子がいて、
正直嬉しかったし、ほっとしました。学校代表一人ということで、手を挙げてあたった友達の気
持ちがよくわかりました。とても美しい音色でした。