本日は全体研修会が予定されていましたが中止になりました。理由は新型コロナウイルス感染症拡大による教育活動の制限です。本来であれば、5時間目の1年生道徳科の授業を教職員が参観し、授業力を高めるために研修会で議論し合う予定でした。
研修会は中止となりましたが、道徳科の授業は実施しました。内容項目は「思いやり」です。道徳科は「道徳的諸価値の理解を基に、人間としての生き方を深める学習を通して、道徳性を育む」ことがねらいです。そして、授業を通して大切なことは(思いやり等の価値項目に対して)自己の「認識の変容」や「認識の深まり」が実現されることです。本日の授業では、教材「不自然な独り言」を考え、多様な考え方を持つ仲間と多面的・多角的に議論しあうことで、(決して単純ではない)「思いやり」の難しさや深さを学んだのではないでしょうか。(授業の最初に認識していた「思いやり」は変わりましたか?深まりましたか?)そして、学びを生き方につなげていくことで、自己を向上させてください。