4年生の理科で、雨の日の校庭の様子を見に行きました。そうすると、校庭の土とすな場の砂では水のしみこみ方に違いがあることを発見しました。
そして、土の種類と水のしみこみ方には何か関係があるんじゃないかという疑問が出てきました。「土が水を吸収するから、つぶが細かいほうが早くしみこむんじゃない?」「つぶが大きいと、間にすきまができて、水がその間にしみこんでいくんじゃない?」など、つぶの大きさに目をつけて予想する子もいました。
そこで、土のつぶの大きさとしみこみ方について、実験でたしかめることにしました。
ペットボトルで装置をつくり、じゃりとすな場のすなと校庭の土を入れ、同じ量の水を同時に注いで、水のしみこむ様子を比べました。
じゃりは5秒もたたずに、水がすべてしみ込み、砂は10分ほどで水がすべてしみ込みました。校庭の土に水がすべてしみ込むのにかかった時間は、なんと3時間57分でした。
実験の結果、土のつぶの大きさによってしみこみ方が違うことがわかりました。