この授業は、校内全体研修会として、教員が授業参観を行い、放課後には授業の様子を振り返ったり、今後の授業について考える話し合いを行いました。
たくさんの先生たちが参観していることもあって、子どもたちは少し緊張している様子でした。
さて、教材の内容ですが、きまりのない「あさひ村」で争いが増えたため、ルールを作ったが、あまりの数のルールに窮屈さを感じ、どうすればよいのかと相談する話。社会の決まりがない自由気ままな生活と何もかもに決まりのある極端な生活から、決まりの必要性や良さについて考え、決まりについて理解することができる内容です。
子どもたちは、みんなが気持ちよく過ごすためにはどうすればよいのかを考え、ペアや全体で考えあっていました。
今日は授業で、ポジショニングというICTツールを使いました。
「ルールは多い方がよいか、少ない方がよいか」という問いに対し、自分の考えを自分のタブレットに入力することで、クラス全体に可視化され、学級全体の傾向や各個人の考えがわかるものとなり、授業を進めていくうえで教師にとっても、子どもにとっても大変有効な機能です。
この機能を他の教科でも効果的に活用し、本校の研修主題「主体的に学びきき合い伝え合う子」を育てていきたいと思います。