この教材はインターネットの利便性や危険性を例示しながら、筆者の考えを始めと終わりに提示する(双括型)文章です。
子どもたちは本文を読み、要旨を次のようにまとめました。
「インターネットには、うそや大げさな情報、お金のために情報を拡散する仕組み、知らない間に「フィルターバブル」におちいる罠があるといった危険がある。その危険性を理解しておけば、インターネットはいろいろなものに出会う、わくわくできる冒険になるはずだ」
その要旨に対して、「共感」「納得」「疑問」という3つの視点で、自分の考えをタブレットを使いながらまとめていきました。
そして、全体で意見を伝え合いながら、自分の意見と比べながら学習しました。
この授業を本校の校内研修に位置付け、授業参観、授業後には研修会を行いました。
子どもたちが主体的に学び、きき合い伝え合うにはどうしたらよいのかを柱として研修を行いました。
昨年度のみえスタディチェックから明らかになった弱み「文章の要約が苦手」という実態に対して、ペアやグループ、ICTを効果的に活用するなどの協働的な学びを工夫しながら論理的な思考力や表現力の育成に努めていきます。