社会科の時間や総合的な学習の時間に、四日市公害について学習をしてきました。
今日は、「四日市公害についての学びを伝えよう」「地域の方からさらに学ぼう」というテーマで学習を行いました。
まずは、5年生から地域ゲストティーチャーへ、これまで学んできたことを呼びかけ形式にして発表をしました。


四日市公害について学んできた事実(背景、原因、患者の苦しみや闘い、亡くなられた方がいたという事実、反対運動、うわさや差別、裁判 等)から原稿ははじまりました。そして、企業や行政、人々の努力によって今のような青空が取り戻せたことなどにつながる非常に考えられた内容でした。
最後のまとめの文章を紹介します。
〇私たちはこの学習から一人の人を大切にするということが、どれほど大切なことかを学びました。
〇自分の幸せだけ考えてはいけないことも学びました。
〇人権を守ることと環境を守ることはつながっていることも学びました。
〇教室で自分は一人の友だちを大切にしているのか、今話し合っているところです。
〇学校に行きたくてもぜんそくで行けなかったあの時のあの小学生の分まで
〇公害病で生きたくても生きられなかった人たちの分まで
〇私たちは自分を大切にし、友だちを大切にし、勉強していきたいと思います。
〇二度と公害を起こさないために、この学習を忘れないようにします。
〇教室から見えるコンビナートのえんとつのけむりは今日も青空の中にのぼっています。
〇この環境をいつまでも守っていける一人ひとりになるために、勉強を続け、自分にできることを考えていきます。

子どもたちの発表の後、まずは海蔵地区市民センターの地域マネージャーから当時の新聞記事をもとにお話を聞きました。
伊勢湾をはさんだ常滑でも当時背骨が曲がった魚が捕れたこともあわせて教えていただきました。

海蔵地区は塩浜・磯津地区の次に被害が大きかったそうで、当時海蔵小学校に通っていた小学生も亡くなられました。
今日はその当時に亡くなられた子と同級生だった地域の方にお越しいただき、亡くなられた子と仲の良かった方が今、海蔵小5年生の子のために書いてくれた手紙を準備していただいたり、当時の様子についても教えていただいたりしました。
四日市公害を学び、四日市公害の学習を通じて「人を大切にする」という素晴らしい価値にたどり着いた5年生でした。

本当に一生懸命に学び、メモをとり、考えを深めていく姿が1学期の5年生の成果となりました。
すごいぞ!5年生!!