２７日（金）に総合的な学習の時間「共に生きる～知ることから始めよう～」の一環として、車イスユーザーの楠後さんをお招きし車イス体験学習を行いました。

　子どもたちはまず、車イスバスケット用の車イスに乗って前後に動いてみました。まっすぐバックするのがなかなか難しいようでした。そして、楠後さんを交えて
おにごっこにも挑戦しました。車イスバスケットプレイヤーの楠後さんの動きに、子どもたちはついていくことができません。しかし、子どもたちは初めての経験に大喜び。
「もっと乗りたい！」との声が止みませんでした。

　そして、なにより子どもたちの心をつかんだのが楠後さんの考え方でした。
「困ったことがありますか。」との子どもの質問に対して、楠後さんは「あまり困ってないです。」と答えてくださいました。
「確かに難しいこともあるけど、それを『困った』とか『大変だ』なんて思わず、前向きに考えるようになりました。」とのことでした。
　子どもたちは、楠後さんの前向きな姿勢と明るく楽しい人柄にふれ、とても幸せそうでした。
　楠後さん、社会福祉協議会の皆さま、本当にありがとうございました。