いじめ防止強化月間の取り組みとして、ピンクシャツデーを行いました。
ピンクシャツデーとは
2007年、カナダ・ノバスコシア州のハイスクールで、9年生(中学3年生)の男子生徒がピンク色のポロシャツを着て登校したことをきっかけに、ホモセクシャルだとからかわれ暴行を受け、耐え切れず帰宅してしまいました。
その出来事を聞いた上級生のデイヴィッド氏とトラバス氏(12年生・高校3年生)が「いじめなんて、もううんざりだ!」「アクションを起こそう!」といってその日の放課後にディスカウントストアに75枚のピンク色のシャツやタンクトップを買いに行き、学校のBBS掲示板やメール等を通じてクラスメイトたちに「明日、一緒にピンクシャツを着よう。」呼びかけました。
多くの人が共感し、次の日は学校がピンク色に染まりました。
このエピソードがきっかけとなり、ピンクのシャツを着て『いじめに対して、言葉や暴力ではなく行動で意思表示をしよう』という「いじめ反対」のメッセージを送る運動が世界各国の学校や企業等で行われています。