いよいよ明日は体育祭です。どの学級も練習を頑張ってきました。でも、優勝するクラスは各学年で1クラスです。3分の2の学級は敗者となりますが、その時は潔く負けを認め、勝者をたたえる姿を明日は期待します。
さて、もう30年も昔のことですが、1992年バルセロナオリンピックのマラソン競技での出来事を今でも忘れられません。それは、当時メダルを期待されていた
谷口 浩美 選手が、22・5キロ付近の給水所で水を手にした直後、左足のかかとを後続選手に踏まれ、転倒。すぐに立ち上がり、脱げた左足の靴を急いで履き直し、レースに戻りますが結果は8位。
このあとのインタビューで、普通なら泣けて話せないところですが、谷口選手はすがすがしい笑顔で、こう話しました。「こけちゃいました」と。
この悲壮感のない、素直に負けを認めた谷口選手の姿が、本当に潔くてかっこよく見えました。そして、勝負というものは、時の運で実力を発揮できない時もあるということを改めて教えてくれたことを思い出します。
~保護者の皆様へ~
感染症対策で、観覧を3年生の保護者の皆様に限定させていただきました。なお、駐車場はございませんので、徒歩もしくは自転車でお越しください。何卒、ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。