1年生が、本校から新開橋を渡って海抜10メートルの阿倉川駅付近まで実際の町を歩き津波避難目標ラインを越える体験学習を行いました。
生徒たちは海抜2メートル、3.7メートルを確認して近鉄の線路を越えて海抜10メートルを体験し、学校から約15分を要したことを確認しました。何気ない身の周りの風景も、防災の視点で見ると多くの発見があるはずです。実際に液状化が起きたら新開橋を渡れないかもしれません。この体験学習から多くを学び、生徒の持つ「想定外の事例」が少なくなり、いざという時には「これは想定内の事例」と考えて行動できる人になってほしいと願います。そして「避難して安全を確認したら、保護者の方にお迎えをすぐメールで連絡しますが、いざというときにはだれが迎えに来てくれるのかな?お家で話し合い、いろんな場合決めておいてください」と話しました
学校も、生徒用の非常時の水や軍手が入った白い小箱と体育館シューズを昇降口の下駄箱に置いて、地震や津波の避難時にはすぐに持ち出せるようにしています。