3年生の総合的な学習の時間に、平和学習を始めました。
初回の今日は、「平和」について改めてみんなで意見を出し合い、考えることをしました。
「平和な社会」って一体どんな社会?この問いに、生徒たちはいろいろなことを考えていました。
「すべての人が幸せで・・・」
「え?人以外のすべての生き物も幸せじゃないとあかんよ」
「まず、持続可能じゃないとあかんよね。地球が亡くなったら元も子もないし」
「『傷つかない』っていうのが大事な言葉やな」
「『みんな』が『笑顔』でいられるってことが大切なんちゃう?」
「個性がなくなればみんな一緒で争いも起こらんかもしれやんけど、そんなんいやや」
「個性を『人と違う』って思うようなことがなくなればいいよなぁ」
たくさんの大切な言葉が聞こえてきました。クラス全体で意見の出し合うと、「やっぱり一人でも悲しい思いをしとる人がおったら、平和とは言えやん」という結論になりました。
「じゃあ、今の世界は、そして日本は平和かなぁ?」
この問いについても、様々な意見が出ました。
「マスコミが取り上げてないだけで、犯罪や紛争とか、悲しい出来事はたくさん存在するはず」
「戦争はなくても、ネットで匿名で平気で言葉で人を傷つけてる」
「コロナに感染したからって、差別する人がいる」
「私たちは毎日衣食住に困ることはなくても、たくさん悲しい思いをしている人たちがいると思う」
だから、平和とは言えない、というのが子どもたちが出した結論でした。
「じゃあ、平和な社会にするために、できること何かないかなぁ?」これからみんなで考えていきます。