3月17日の5・6時間目は1・2年生ともになんと全国4か所の中学校とZoomをつないで授業!「同世代のロールモデルと出会う」をテーマに、福島県只見町にある只見中学校のみなさんから SDGs 14 海の豊かさを守ろう のための活動について教えてもらいました。
只見中は自然豊かな山間にある全校生徒100人ほどの中学校。年に数回しか訪れない海に出かけたとき、生徒は浜辺に散乱したプラスチックごみを見て愕然とします。「海に流れてくるごみは山から流れてくるのかもしれない」と思った生徒さんたちは、自分たちの住む地域からプラスチックごみを減らしていこうと2年ほど前から「新聞エコバック」の取り組みを始めました。そんな彼らに、「思いを行動に移す」ためのヒントを学ぶことが今日の授業のめあてです。
本校以外にも、千葉県の昭和学院中学校・高等学校、八千代松陰中学校・高等学校の生徒など、只見中の生徒もあわせて約100名の生徒が参加。只見中の生徒さんからのレクチャーを受け、せっせと新聞エコバックを作成。作ってみると強度も高く、見栄えもよくてびっくりする生徒たち。なんと重さ5キロまで耐えられるそうです。作成のあとは交流会を持ち、只見中の取り組みについて質問したり、お互いの地域について紹介し合ったりと、距離が縮まる穏やかな時間を過ごしました。
≪生徒の感想≫
- 人とのつながりも大切だが、環境を少しでもよくしようという気持ちも同じように大切なんだなと改めて思いました。そして、これから自分も今何ができるか?を考えて行動していきたいと思います。
- 今までSDGsの取り組みってだいたい大人しかできないと思っていたけれど、今日交流してみて、子どもでも行動を起こせば少しでも役に立てるということを知ることができました。これから少しずつでもいいから、行動していきたいです。
- 同世代の人でも自分から行動を起こせていてすごいなと思いました。それも世界のための行動だと思うと、とても勇気があるなと思いましたし、私もすごく勇気をもらうことができました。今日、新聞エコバックを教えてもらって、これをどんどん周りの人に伝えられたら、教えてもらったことに意味があると思う出の、私も只見中の方のように伝えていきたいと思います。
生徒からは、「小学校や地域にも広めたい!」との声が。只見中から受け取ったバトンをこれからどう広めていくか、楽しみです。
只見中の活動が紹介された報道映像はこちらから!