3学期の始業式で、いじめを例にしながら共感する心と想像・創造する力を持っている人になってほしいと次のように話しました。 橋北中では「これはイジメだ」と考えた人が言えば、イジメがあったのではないかと学校は考えます。その理由は、①いじめられた人が周りに言い出しやすくする ②いじめはどこにでも、いつでも起こるものだと生徒に考えてほしい の2つです。
しかし、「イジメがあった」と「イジメがトラブルになる」は大きく違います。イジメがあるのにイジメを解決しないからトラブルになる。言い換えれば、いじめる人といじめられる人がいるという問題ではなく、その周りの人の動き方でイジメがトラブルにならずに解決できます。共感する心と想像・創造する力がある人が「おかしい」と思って仲間や先生に言えばよい。そして周りの人が「おかしいこと」に反応して解決しようとすればよいのです。それは、心遣いや思いやりのある行為となり、その人の心や思いが見えます。そんな「ありがとう」と仲間に言いたくなる行為がたくさんある橋北中となるよう、生徒の皆さんは心掛けてください。
今日から3学期が始まります。学校だよりで紹介した各学年の目標も実現できるように努力していきましょう。