3年生の様子をなかなか伝えられていなかったので、これから連投いたします。こちらは12月4日の様子。総合的な学習の時間に何やらカードを使って学習しています。
これは「
レヌカの学び」という教材で、ネパール出身のレヌカさんのネパールと日本での経験を通して、自分の中にある異文化に対する「思い込み」に気づくアクティビティ。3年生の生徒も、自分の中にあった知らず知らずのうちにできている「思い込み」に気づいた様子。
《生徒の感想》
- 「差別をしない」というのは簡単だけれど、結局自分の中には物事を勝手なイメージで決めつける考え方があることに気付いた。「国」と「人」は違うということを、改めて理解して生活していきたいと思う。
- 今回のレヌカの学びを通して、自分の中に、東南アジアやアフリカの人々に対する「発展途上国だから全員貧しい」「日本は先進国だからきっちりしている、恵まれている国」というはっきりした固定観念があって、偏見的な目で判断してしまっているということが分かりました。また、レヌカさんの日本に対する感じ方が、自分と全然違ったので驚きました。
- 今回の授業で、自分たちが当たり前のように過ごしている生活は別の人からしたら普通ではないし、その当たり前によって、ネパールなどの国への偏見・思い込みが生まれたのだと知りました。このことからまずは自分が知っている情報が嘘ではないと疑うのが大切だと思いました。