講師は，四日市公害と環境未来館から４人の方々にお越しいただきました。ボランティアも，保護者の方々も含めて４人お越しくださいました。

   調査場所は，三滝橋と慈善橋の間の川です。活動前には，川の幅（２６．７ｍ），川の状態（こぶしくらいの石や小石，砂），水温（２１°Ｃ）を確認しました。タモの使い方を教わり，いよいよ活動開始です。

   調査中の子どもたちは，初めてみる水生生物にはとくに興奮しながらとても意欲的に活動していました。「またやりたい」「楽しい」という声があちこちで聞かれました。

子どもたちがつかまえたさまざまな水生生物は，魚，昆虫，エビ・カニ，その他（貝など）の４つに分類して確認しました。

   魚は，ボラ・スズキ・ドジョウ・ゴクラクハゼなど１０種類ほどが見つかりました。めずらしいものも発見しました。ウナギの稚魚です。グアムで卵を産んで孵化してきたとのこと。これは絶滅危惧種に指定されているため捕ってはいけない生物です。昆虫は，ハグロトンボやアメンボがたくさんいました。モンキマメゲンゴロウ・ヒラタドロムシ・サナエトンボなどが見つかりました。カニ・エビでは，ヌマエビ・テナガエビ・モクズガニがいました。その他，イシマキガイをたくさん見つけました。

   以上の結果から，ヒラタドロムシやイシマキガイの指標生物によって，三滝川はややきれいということが確認できました。

   講師やボランティアの皆さん，子どもたちのために大変お世話になり，ありがとうございました。