2年生の「とらはえらい」の授業のあと校内研修会を行いました。
授業のねらい・課題解決の方法、子どもたちの様子について話し合います。
「えらい」というと、つい「いいところ」探しになりがちですが
肩の荷を下ろしてほっとしている自分、リラックスしている自分など
自分をいいねと思える子どもたちって素敵だねと大切にしたいことを確認し
これからも子どもたちを丁寧に見ていくために
その手立てについて、改めて交流しました。
そして、子どもたちが「こんな自分もえらい」ありのままの自分が好きだと感じ
そんな子どもたちを認め合い、つなげていく
「なかまづくり」をしていこうと
今年度の人権教育の方向性を明確にしました。
そして、教育委員会人権・同和教育課 中野指導主事からは
人権感覚を育てるために価値的・態度的側面と技能的側面の学習の大切さや
自己肯定感・自尊感情・自己有用感についてお話いただきました。
自己有用感は社会性の基礎となるものだそうです。
日本では、きまりを守ることの大切さも求められています。
そこで、人の役に立つ、人から感謝されるなど
人から認められたという自己有用感が子どもの自信に関係してくるのです。
自己有用感を味わうことで、自尊感情も高まります。
これからも子どもたち同士、先生、地域の方とのかかわりの中で
子どもたちが自分から働きかけることができた・
だれかの役に立てたという自己有用感を育てるための取り組みをしていきます。