今日の4限目、長年料理長としてお仕事をされてきた講師先生をお招きし、5年生の教室で味覚の授業が行われました。授業の最初に講師先生から「五感」と「五味」について教えていただきました。その後、実際に砂糖を舐めたり、お酢を舐めたりして「甘み」や「酸味」など「五味」それぞれを体験しました。また、味覚には「五感」が大きく関係していていることを体感する実験もしました。最初に鼻をつまんでグミを食べると、子どもたちからは「なんか味せん」「変。かんでるだけ」と声が聞かれました。講師先生が「鼻をつまむのをやめて食べてみて」と言われ、鼻を使って食べると「うまー」「あじするう」と言う声が聞かれました。最後に砂糖を焦がし「甘味」にあえて「苦み」を加えることで、おいしさに変わるということを、ブリュレの表面の砂糖を焼いてから食べる体験で実感していました。講師先生が「味覚には、まだ解明されていない謎もある」と言ってみえましたが、今日の勉強が、子どもたちの味覚や食に対する関心を高めるきっかけになってくれればいいなあ、と感じました。