今日は、三重北小校区自主防災会の方々にお世話になり、防災教室を行いました。まずは、県の防災啓発委員の方とともにダンゴムシのポーズの確認です。後頭部から首の後ろを守るつもりで手を組みます。顔が地面につかないように、肘で支えるようにするのが基本です。そのうえで、地震体験車です。最高震度「7」まで上がります。座った状態からの体験ですが子どもたちはすぐにダンゴムシのポーズになっていました。だんだん震度が上がっていき、もの凄い揺れに、「えー、こわいなあ。」「大丈夫かな。」など感想があふれていました。
その後は、四日市大学の副学長鬼頭教授から、地震が起きた後のために準備しておくとよいことも教えていただきました。例えば、もし被災してトイレが使えない状況になったら、凝固剤と45Lサイズの袋を準備しておくとよいことなどです。実際に水を入れて凝固剤を入れる実験も見せてもらいました。
また、水道が止まった時には学校のプールの水が活用できます。プールの水をバケツリレーで運びます。水の重さも実感できます。その次は、支援物資の配分訓練。実際の場面では切実になる支援物資。分ける訓練も重要です。鬼頭先生からは、先日の能登半島の豪雨被害の状況も話してもらいました。今日体験したことを、実際に活かしていきたいものです。