5年生も社会見学に出かけました。
行き先は、三重北小学校のすぐそばにあるキオクシア四日市工場です。外からの工場の景色は見慣れたキオクシアですが、中に入るのは全員が初めてで、楽しみにして来ました。まずは総務の方から会社の概要について、クイズをまじえて説明をしていただきました。

フラッシュメモリと聞いてもピンと来なかった子も、「ロールプレイングゲームを途中で終わっても、セーブするとまたそこから始めらますよね。そこにフラッシュメモリが使われているんですよ」と説明していただくと、「お~」と声をあげていました。
工場内では写真は撮れなかったのですが、この後、クリーンルームでの製造工程を見学させていただきました。よく目にするSDカードなどが出来上がっていく工程で、数えきれないほどのロボットが活躍し、人が見守る様子に圧倒されました。今では当たり前になったメモリですが、消費者の需要や社会の変化に合わせて、よりすばらしい製品をつくるために工夫や努力を重ねている様子がこの社会見学で伝わってきました。
また、X線検査や金属探知機をつかってセキュリティ対策をしている様子も見せていただきました。

最後に、見学中に撮影していただいた写真、オリジナルのファイル、キオクシアで作っているものにそっくりのクッキーを頂き、帰路につきました。総務の方から、「この大きな建物でこんな小さなものを作っています。この小さな半導体には、これからの未来が詰まっているんです。」という言葉が心に残りました。キオクシアの方々、本当にありがとうございました。