本校の「聴き合う学び」を大切にした授業づくりの研修会を行いました。1年生図画工作科「つくってへんしん」の単元で、授業を見合い教師の学び合いをしました。

　土台は、なんと米袋。しっかりとした素材で、底の部分をくりぬくと、かぶるようにもできるし、縦に切ると前あきになり羽織るようにもできる素材です。

図工室の棚には、ホッチキスや画用紙、毛糸や色付きのテープ、ボンドなどが並べられ、誰でも思いのままに、用具を使うことができます。子どもたちのめあては、「変身グッズのつくり方や飾りつけの方法などをいろいろ試しながら、表したいことをもとに表し方を工夫して表すことができる。」です。

　警察官やテントウムシ、忍者にかめ…一人ひとり表したいものが違います。活動の半ばで、いったん活動を中止し、「こんな困っていることはない？」と教師が問うと、「かめのここ（甲羅）をふくらませたいのだけど、どうしたらいいか困っています。」と意見が出されました。それに対し、「画用紙を丸めて下に入れるといいんじゃないかなと思います。」…このように、意見を出しながらまさに試行錯誤をして取り組む姿がありました。