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2024/05/08

【5年生】楽しかった田植え体験

| by 学校長
 5年生では、社会科で農業・工業・林業といった、日本の産業について年間を通して学習していきます。日本の食料自給率が低くなってきた昨今ではありますが、三重北小学校では地域の山一里山クラブの方々のご協力を得て、5年生の子どもたちが田植えの体験活動をしました。
 絶好の田植え日和。少し風が吹くと寒いくらいでした。田んぼに着くと、まず、お米についてのお話をしていただきました。「『米』にはたくさんの手間がかかります。いくつの手間がかかるか分かりますか?」とゲストティーチャーの方に問われ、「あ、漢字にすると88や」と答える子どもたち。お米を食べるためにたくさんの手間がかかること、命を「いただいて」いることを教えていただきました。

さて、いよいよ田植えです。稲の苗の3つ分くらいを赤い印のあるところに植えていきます。足を、田に入れると…立つのも難しいくらいです。畑の土とは違う、細かい目の土を体感で感じたことでしょう。振り返ると、線に沿って稲が植わっていて、「すごーい。たのしーい」の声。このあと、お米がとれたら自然教室へ持っていき、刈り取った藁はしめ縄づくりへと学習が続きます。

 生産の工程、人々の協力関係、技術の向上、輸送など、この活動を通して、食糧生産に関わる人々の工夫や努力を捉え、その働きを考え、表現する力につなげていきたいです。


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