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2021/12/07

5・6年生 防災教室

| by 三重北小HP管理者

12月6日(月)、5・6年生を対象に防災教室「大きな災害がおこったら~小学生のきみたちができること~」が行いました。
今年度も四日市大学の鬼頭教授を講師としてお招きし、防災ノートを活用しながら、災害時に自分たちにできることや、日頃の備えについて考えを出し合いました。
防災教室の後半には、10年前の東日本大震災のとき、当時小学生だった雁部さんが、オンラインで被災時の体験を語っていただきました。
雁部さんは、子どもたちに、とても親しげに語りかけてくださっていましたが、当事者が語る「人の背よりはるかに高い津波におそわれた体験談」は、ずしんと心に響くものがありました。
雁部さんは、災害時に、自分と大切な人の命をつなげる行動が大切であることを教えてくださいました。
そして、震災までの思い出(写真等)をすべて失ったことの辛さを語り、それに続けて、子どもたちには、日々の生活の中で一日ひとつ思い出を作ること、それを何かの形で残すことを心掛けてほしいということを語ってくださいました。
今日学んだ子どもたち一人ひとりが、辛い体験を語ってくださった雁部さんの願いを推し量り、地域で暮らす住人として、それぞれが今できることを考え、家族で今一度、防災について考えてみてはいかがですか。
18:53